年末年始暇だなあ。
ヨーロッパでは 「クリスマス休暇=家族と過ごす」
なので、お店も何も閉店。
しかし家族もいない私にはどう過ごして良いかわからない。
ひたすら散歩して、YouTubeしています。
- 研究室という歪んだ閉鎖社会
- 超結論:人間関係で悩んだらさっさと研究室を変える
- 博士課程で研究室を変えてみて
- 密かな夢:Airbnb研究室
研究室って小さい国みたいなものだ。教授という王様がいて、独自のルールや慣習で成り立っている。ものすごく異質、特殊な空間であることは言うまでもない。
大体の場合、学生は「研究室の色」に染まらなければならない。
ハマらない人には苦痛でしかないだろう。
人数が10−30人と絶妙に少なく、fitしない人が浮き彫りになりやすい。
そして問題なのが、外との繋がりが少なく、周りからは内情がよく分からない。
外から意見することも難しい。教育方針と言われればそれまで。
精神的にやられてしまう人が多いのも頷ける。
人間関係のストレスを減らす最高の方法は逃げることしかない。
これは色々な人が体験しているし、発信もされていると思う。
苦手な人とは距離をとる、根本的に合わない人とは仕事をしない。
でも研究室だとなかなか難しい。人数が少ないし、指導教官は変更できない。
逃げるしかないのに、逃げ場のない学生とか多いんじゃなかろうか。
もう結論ね、違う研究室にいくしかないのよね。
え、解決策じゃないじゃんっていう人。きっと素晴らしいアイデアがあるんだろう。
研究室を変えれば100%環境は変わる。こんな確率の高い解決策他にあるだろうか。
もっとこの世界、逃げる選択肢のハードル低くて良くない??
1年耐えて髪の毛減らしながら居座るより、少し他の人よりも時間かかるけれど研究室に入り直した方が生産的なように思う。
人生・研究の軌道修正もできるしね。
研究室を変えるという選択が気軽にできる世界になるといいなとほんとに思う。
ちなみに私は博士課程前後で二研究室、共同研究先に住み込みでお世話になったのでもう二つの研究室、諸事情で数ヶ月滞在した研究室の五つに出入りしていた時期がある。
五つも研究室を体験してみると、ほんとに研究室って千差万別だと思う。
その分、好き嫌いが明確に出てくる。
合う合わないが凄く分かれてしまうのに、一回入ると数年抜け出せない恐怖のガチャ。
同時に研究室=環境ってとても大きくて、ハマれば一気に成長できることも体験した。
やっぱり人間変わるには環境変えるのが一番である。
番外編
正直これが書きたかった。
Zoomで社会が動くことが判明した時点で、これ研究室いらなくね?ってなった。
ミーティングは全部オンラインでいいし、発表も。無駄な人間関係も減らせるし。
物の運搬は必要になるけれども、設備さえあればどこでも博士課程できるじゃんってなった。
研究設備整った建物を世界中に作って、世界中の博士課程進学者が近場の研究施設で研究するみたいな。
世界中の違う教授に師事している人がごちゃ混ぜに研究している施設って素晴らしそう。
ちょっと住む場所を変えたかったら、違う施設に行けば良いし、国だって変えられる。
人と土地に縛られない学業、研究のあり方があってもいいと思う。
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